2019・読谷/tou(トウ)カフェのやちむん市に行ってきました。
先日の読谷山焼陶器市とほぼ同期間に開催された『tou器市(トウウツワイチ)』。
会場となったtouカフェは、読谷山陶器市からも車で10分くらいの距離にあります。
当サイト『ciromedia』ではtouカフェのことは既に何度も紹介させてもらっていますが、去年のtou器市は来られなかったので今年のやちむん市が初めて。
なので楽しみにしていました。
今回はその様子を。
では早速。
[関連記事]:2019・沖縄/読谷山焼陶器市(やちむんの里)に行ってきました。
【tou器市(トウウツワイチ)の基本情報】
(住所)
沖縄県読谷村伊良皆578
tou(トウ)カフェ内のギャラリーにて。
(開催日時)
2019年12月13・14・15日の3日間
11:00〜18:00
touカフェのインスタグラムはこちらから。
目次
2019/tou(トウ)カフェのやちむん市『tou器市(トウウツワイチ』をブログに記録!
この日は、前日に読谷山焼陶器市へ一緒に行った友人達と一緒に来ました。
お邪魔したその日は12月14日、開催日3日めにも関わらず、イベントを楽しみに来られたと思われるお客さん達でカフェスペースもとても賑わっていました。
さて。
この記事を読んでくださっている方は、touカフェでは、北窯の松田米司親方と息子さんである健悟さんの作品を取り扱っていることを既にご存知の方が多いとは思います。
なので、やちむんの里内の米司工房で購入できるモノと、こちらのtouカフェで購入できるモノがどのように違うのかという点も含めて今回は具体的に書いていきたいと思います。
2019/『tou器市(トウウツワイチ)』の様子
tou 器市は、touカフェのギャラリー内で開催されていました。
そして、イベント期間中の4日間は店内商品のやちむんは全て10%オフです。
そして、嬉しいことにやちむん全品が10%オフということなので、米司さんの赤絵作品も対象になります。
この赤絵は基本的にはやちむんの里内では販売されていないモノです。
ちなみに、赤絵は作る工程で、絵付けする為に二度焼きする必要があるため、他のやちむんより生産量が限られます。
米司さんの赤絵作品は、沖縄県内の他のショップで購入出来るところもありますが、商品数はかなり少なく、このようにずらりと並ぶところはtouカフェのみです。
もし沖縄県外で購入されたことのある方はお気づきだとは思いますが、こんなにバリエーションのある中から、その上ご当地価格で購入できるのはかなりチャンスです。
さらに、このtou器市期間の割引きがあると尚更です。
私もいくつか米司さんの赤絵作品は持っていますが、やっぱり好きだなぁと思うポイントは、伝統的で確かな技術の上にちょっとした遊び心がある絵付けがされているモノが多いという点。
新作のトマト柄?はかなりお茶目です。
そして、この日は最近の米司さんの作品の雰囲気とは違ったモノもありました。
ペルシャブルーのやちむん、
今ではかなり貴重だと思います。
それから。
現在は、touカフェでしか購入できないやちむんが米司さんの息子さんである健悟さんの作品。
確か今年の4月頃だったかな、touカフェで作品を販売を開始されたのは。
健悟さんのやちむんは、古陶を参考に作品を作られているモノもあって渋さと趣があります。
それから、実際に使ってみると実感するのですが、他のやちむんと比較すると軽さを感じます。
それは、見た目の印象にも左右するというか、シャープな雰囲気を感じる、そんなイメージさえあります。
私が初めて健悟さんの作品を見た時に、かなりテンションが上がりました。
やちむんの作り手の方はたくさんいらっしゃいますが、健悟さんのやちむんは他の方のどの作品とも少し雰囲気が違うように思います。
もちろん、親方である米司さんのニュアンスなども十分に伝わってきますが、健悟さん独自の感性や解釈というのが作品には反映されているというか。
お若いのに本当すごいなぁと、
これからの作品作りを個人的にもすごく楽しみにしている方です。
ちなみに、健悟さんの実姉である七恵さんのことは過去のブログ記事に書いていますので、まだの方はどうぞ。
【関連記事】:読谷・tou(トウ)カフェ&ギャラリー /松田七恵さんのお話。
一緒にきた友人達もそれぞれに作品を手に取ってtou器市の時間を堪能していました。
2019/『tou器市(トウウツワイチ)』の掘り出しコーナー
そして、このtou器市の期間中は「掘り出しコーナー」もありました。
こちらのコーナーは、touカフェのギャラリー横の敷地内で用意されていました。
価格は正規価格より最大40%オフのモノまでありました。
こちらに並べられたやちむんは、「窯焚きの時に少しゆがみが生じたのかな?」とかそう見られるモノもありましたが、それ以外にも「なんでこれがこの価格?!」というモノもすごく多くってビックリしました。
中には、チューカー(急須)で中の茶漉しが取れてしまったモノだけど、使用時にお茶パックを使えば普通に問題なく使えたり、全体的形自体は奇麗だったりするモノも。
いずれにしても、普段の生活に使う分には何の支障もなく使えるモノばかりなので、それが通常よりもかなりお安く購入出来るというのはラッキーです。しかも、こういう類いのモノは、市場には出回らないので、まさに掘り出し物を探すという点でもやちむん市ならではの楽しみでもあると思います。
まとめ
実はこの日は、他にも予定があってやちむんを購入後にすぐtouカフェを後にしなければいけなかったのですが、tou器市に合わせてカフェでは、黒糖ぜんざいも用意されていました。
ここ最近のtouカフェは、カフェメニューもかなりバージョンアップされています。(タイミングが良ければ、レジ前には焼き菓子セットなどが並ぶこともあるのでお土産としてもgoodです)
なので、やちむんのお目当てはもちろん、是非カフェタイムも合わせて過ごせるようなスケジュールで、touカフェへの来店をおすすめします。
そんな感じです。
今回はこのへんで、ではまた。
(ブログ内のやちむん関連記事)
『2019年/壺屋陶器まつり(やちむん市)へ行ってきました。』
『2019/読谷やちむんと工芸市(Gala青い海)へ行ってきました。』
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