『大人の片づけ』
最近のわたしのブログを書くモチベーションと言えば、雑誌『暮らしのおへそ』の編集ディレクター・一田憲子さんのブログを読むことです。
一田さんは、手掛けられてる雑誌や書籍も暮らしにまつわることが多いのですが、その中でも普段は見過ごしがちな日々のモヤっとすることも言葉で解決してくれることがとてもお上手。
そんな彼女の新刊『大人の片づけ』が発売されたので、早速購入しました
『大人の片づけ』できることだけやればいい
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本のタイトルもそうなんですが、その横に添えられた「できることだけやればいい」っていうフレーズ、それもまた良いじゃないですか。
しかも、帯には「すっきり暮らすために必要なのは、あきらめること。」っても書かれていて、勇気がわいてきます。
多分、この本は、わたしのように暮らしに対する理想はあるのに片づけに対する苦手意識があるって人には特におすすめです。
わたし自身は、インテリアにまつわる本を読むのも大好きなので、本屋さんに行くとそこに合わせて「整理・収納」のコーナーにも必ず立ち寄ります。
そういう本から、収納術などを学べることももちろんあるけど、でも暮らしってみんな人それぞれだし、住んでいる家の間取りも広さも違うし、なんなら好みも各々だし、真似するのって以外と簡単じゃないように思います。しかも、そこに掲載されている素敵な収納グッズをみたら、また新たにそれが欲しくなりだして、結局、買い物リストが増えるみたいなこともあったり。
その点、本書は収納に関するノウハウとかテクニック的な部分もポイントでは抑えつつ、「実は『片づけ」って大変なことでもめんどくさいものでもなかったんですよ〜」みたいな導きを一田さんの言葉でもって、一つ一つ丁寧に解説してくれます。
ちなみに元々は、一田さんご本人も片付けが嫌いで苦手らしく、そういう方からの目線なので、いろいろ共感できることが多いのです。
なので、アイデアを真似るというより、片づけを通して暮らしを整えるという本質を教えてくれるような・・・っていうニュアンスの方が近いかも。
まとめ
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この本がさらに興味深いのが、モノの片づけだけでなく、時間やお金、人間関係に関しての片づけにも言及しているところが一田さんらしいなぁと思います。
「暮らし」っていうのは、何か一つの面だけでなく、やっぱりいろんな面があり、それが一つに繋がっているというか。
今の自分にはどんな財産(モノ・時間・お金)があるのか見直し、把握して、整理するという紡ぐ作業を繰り返していくこと、それが暮らすことであり生きることなのかなぁとか。
この1冊から、そんなふうに思った今日この頃でした。
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