沖縄・首里/『古式豆腐(とうふ)よう与儀』
うちなーんちゅ(沖縄人)とて、日常的に食べるって人は少ないかもしれないです。
なんのことかって、豆腐ようのこと。
かくいう私も、豆腐ようを毎日いただくことはなくって、これまで食べた回数もトータルで10回もあるかな?くらい。
なので、豆腐ように関する経験値も低めで、どういうふうのが美味しいのかっていう基準がいまいち分からなかったのですが、こちらの『古式とうふよう与儀』のものを食べた時にはびっくりしました。
明らかに今まで食べたモノのと違ったのです。
沖縄・首里/『古式とうふよう与儀』を食べました。
こちらがその『古式とうふよう与儀』の豆腐よう。
瓶に書かれた原材料をみてみると、豆腐、米麹、塩、泡盛とつかっているモノはいたってシンプル。
豆腐ようって、天日干しした豆腐を泡盛で洗い、泡盛と紅こうじを混ぜ合わせたつけ汁に入れ3〜4カ月、瓶でつけ込んでつくるらしですね。
瓶の蓋をあけてみると、朱赤に近い色のつけ汁。
早速、一粒を取り出してみました。
なんだか艶っぽくってきれい。
フルーツ用のフォークで断面をみてみると、こんな感じ。
せっかくなので、お酒をセッティング。
うちには泡盛がなかったので、白ワインと合わせてみました。(この白ワインと豆腐ようの相性は、ペアリング的には正解かどうかよく分からなかったんだけど、、白ワインなら発泡性の方がもっと合うのか?とか)
肝心な豆腐ようのお味ですが、食感と香りと濃厚さとまさにこれまで食べてみた豆腐ようとは格がちがいました。
そう、格。
品格を感じるような一級品の珍味。
豆腐ようって、「東洋のチーズ」と言われているってのもこれまた最近耳にいれたばかりなのですが、他の食べ物に例えると確かににそうだなぁとも。
まとめ
私が最初にこの豆腐ようを知ったのは、現在『豆腐よう松島』としての作り手兼、モデルとしても活躍されている松島ようこさんのことから。
なんでも『古式とうふよう与儀』で豆腐ようを作られてきた方がようこさんの伯母さんにあたるそうで、直々に作り方を継承されたとのことです。
『古式とうふよう与儀』と『豆腐よう松島』の豆腐ようとで、作り方とか味とか細かな違いがあるのかどうかは分からないけど、、
いずれにしてもこうやって家系代々で技術を伝えていくって、その関係性も含めて素敵よねぇ。
さて、こちらの豆腐よう。
次はどんなお酒とあわせてこの豆腐ようを楽しもうかしら。
あ、豆腐ようのつけ汁は、普通に調味料としてもつかうことも出来るので(炒め物とか)、そのまま取っておかなきゃね。
(ブログ内の沖縄のお土産的な記事)
沖縄・首里/パポテペパン(papoter pepin)の焼き菓子
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