沖縄/賃貸物件で飲食店営業許可証をとるまでのポイントって？
今月に入り、新年の目標に早速つまずいていますが、「ここ最近は物件工事に忙しくしておりまして・・・」という言い訳から今日はスタートさせてもらいます。
実際に、自分達夫婦で物件を借りて、飲食店の許可証をとるまでに何もかも初めてなチャレンジなのですが、いよいよ一応最終段階に入って、「あー、もっとこうしておけば良かったなー」ってことも体験できたので今回はその記録です。
沖縄/賃貸物件で飲食店営業許可証をとるまでの3つのポイント。
ざっくりですが、飲食店営業許可証をとるまでのポイント、
簡単に3つまとめてみます。
ここでは予め、営業許可を取得する現場の間取りやつくりを基に、許可をとる為には何が必要かどうかということを保健所に既に確認済みとして話を進めていきますね。
①インフラ整備の業者に依頼する
最初に、行うべきはインフラ業者さんへの依頼です。
仮に、事業資金を借り入れる際に、業者さんに見積もりをだしてもらっていたならおおよその金額は目処がたっていることだと思います。
電気、ガス、水道などのインフラは、素人で整えるのはなかなかハードルが高いです。
特に、電気は専門の許可をもっている電気屋さんに作業をお願いしないで自分達でいじったりなんかすると、万が一、火災が起こった場合でも保険が適用されないそうです。
まず、現場の動線を確認してもらい、冷蔵庫、オーブン、照明など、どこに何を置きたいかなど必要な箇所に応じてコンセントもつくってもらうことも可能ですので、電気屋さんにそこから依頼しましょう。
ガスに関して、ガス会社によっては契約を結べば、給湯器の貸し出しとその工事、あとは五徳なども無料で貸し出してくれるところも多いようです。
意外と見落としがちなのですが、お湯がでないと、油汚れの洗い物をする時に不便なので、給湯器は取り付けしてもらった方がベストだと思います。
それから、水。
水周りに関しては、業者さんに依頼せず自分達で整える人も少なくないみたいですね。
ただ、わたし達は今回、キッチン内のシンクを新調して、水道の蛇口の取り替えも行ったのでそのまま業者さんにお願いしました。
排水を外に逃がす配管を壁から通したりなど、作業の様子を横で見ていたのですが、さすがにプロのお仕事。
簡単そうには見えなかったので、うちらはお願いして良かったなーと思ってます。
②工事スケジュールをしっかり計画する
インフラが整ったら(目処がたったら)、内装工事のスケジュールをたてます。
壁や天井の補修や塗装など、全体的な仕上がり予想のイメージをかため、それから設備搬入のタイミングを決めます。
冷蔵冷凍庫、オーブン、什器など、大きなモノはもちろん内装工事とおおよその掃除を終えてから、搬入しないと作業が進めづらいです。
わたし達の場合、元々、キッチン内についていた古いシンクを早めに撤去して、新調したシンクをいれてしまい配管を繋げていなかったこともあり、その場での水作業に難をきたしてしまいそこは失敗しました。
何をどのようにいつまで使うのか、何をどのタイミングで搬入するかで、作業効率は大きく変わるので、工事スケジュールはかなり大切です(反省)。
③保健所の審査の予約
ここまできたら、保健所に審査にきてもらう日にちを予約します。
保健所に審査にきてもらう日は、一応、「おおよそ営業できる状態に整っている」っていうことが条件らしいです。
作業ペースは予定通りにいかないこともありますが(塗装が間に合ってないとか)、ある程度、保健所が提示する審査ポイントをおさえてさえいればオッケイです。
万が一、当日、不備があった場合は、訂正した箇所の写真を撮って再度メール送り確認してもらってから審査が通るケースもあるみたい。
まとめ
自分で書いていて耳が痛い話なんですが、実際はここに書いたことがなかなかできなくって反省点も多かったわたし達。
初めての店舗づくりってこともあり、
「とりあえずこの壁紙はがしちゃう?」
「ぢゃ、天井もはがそうか」
「次はここペンキ」とか、
とにかく感覚で進めがち。
それはそれでまぁ、楽しいのだけど、でもまずはいったん、何がどの段階でどういう風に必要で、どのように仕上げていくかっていう計画をたてることがかなり重要です。
特に、業者さんに依頼することは、先方とのスケジュールの兼ね合いもあるので早め早めに相談と依頼をするべき。
こんな当たり前の教訓が、どなたかのお役に立てるか疑問なのですが、わたし達の作業効率の失敗も含めて何かしら参考になれば嬉しいです。
ではまた。
(追記)
今回、店舗づくりに協力してくれた友人からの助言のお陰で、盲目になっていた自分達の視野が一気に広がりました。
心から感謝です。
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