金沢・野々市/パン屋『 NiOR(ニオール)』のガレットデロワ

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すっごく大好きなパン屋さんがあります。

金沢にある『NiOR(ニオール)』です。

オーナーシェフの丹尾(ニオ)淳二さんは、フランスでパンの修行をされてからお店をオープンされました。

実は、淳二さんがフランスで修行されている期間中に私達夫婦はイタリアに住んでいて、それがきっかけで海外で出会いました。(さらに細かく説明すると、淳二さんの奥さんのひとみさんは同時期にイタリアにて単身で勉強されていて、最初は彼女とお友達になったことがきっかけでした。)

開店されてからもう4年が経つ二オール、

大切な友人夫妻が営むお店は、そのジャンルの専門雑誌の表紙を飾るまでの実力共に人気店となっていて、本当に嬉しくて誇らしいそんな気持ちです。

今回は、そんな素敵な友人が美味しい贈り物をしてくれたのでそのことを書きます。

では早速。

NiOR(ニオール)の基本情報】

(住所) 石川県野々市市白山町392

(電話番号) 076-256-2021

(営業時間) 10:00〜18:00

(定休日) 水曜日・木曜日

お店のinstagramはこちらから。

※通常、パンの通販はされていないのでお店のみの販売になります。




野々市/フランスで修行された『NiOR(ニオール』店主がつくるガレット デ ロワが最高!

その美味しい贈り物がこちらです。

日本でも定着しているガレット デロワは、1月6日のキリスト教のお祭り、エピファニア(公現祭)に食べるモノです。

私はガレット デロワを食べるのは今回が初めて。

実は、イタリアに住んでいる時に、ガレット デロワを見かけた記憶が殆どありません。(ミラノとか都会では売っているのかもですが。)

なので、人生初のガレットデロワがニオールのモノなんて幸せです。

そんな晴れの日には「家族の休日に!」というわけで気合いをいれてテーブルに集合。

もちろんオーブンで軽く温めてから、スタンバイしましたよ。

自然と拍手も起こります。

さぁ、いざ切り分けます。

贅沢にも4分の1カットに。

断面を見てまた拍手。

こちらのアーモンドクリームは2種類のクリームを使用しているとのことで、口溶け良く上品な仕上がり!

そして、ビジュアルもまた美しく。

予め、フォークを用意していたけど、ここはかぶりつくのが正解なのかと。

「待って、めっちゃ旨い!」の主人の一言。

途中、用意していたコーヒーを注ぐのも忘れていたくらい、ガレット デロワに夢中になり。

あ、こちらのカップ&ソーサーはARABIA(アラビア)のヴィンテージのコスモスです。

ロンドン在住の後輩から頂いて大事にしているモノ。

ためらわずにおかわりぶんを手にする主人の口元がゆるんでいます。

その理由は、

フェーブ発見!(取られた〜)

ほら。

このフェーブはジュエリーブランドATAKAさんのモノ。

素材はアルミ、丸棒をカットしていて、何かに使われるであろう部材感と切りっぱなし(実際はケガをしないように丸められています)の加工によって、工業製品らしさやドイツらしさを加えたひと味違うフェーブに仕立てられているそうです。

息子には、基本的に手作りのおやつ以外は与えないようにしているのですが、この日は特別です。

ニオールの食材は厳選されたモノを使用しているし、その上せっかくの機会なので、少しだけ食べさせました。

美味しいモノは一瞬で理解出来るみたいで、即おかわり希望。

また少し切り分けたところをあげたら、押し込むように口にいれてました(しっかり味わって!)

「もっともっと〜!」となっているところですが、この日はここまで。

ガレット デロワ越しに名残惜しそうな息子。

淳二さんはお店を持たれる前は、フランスで修行されていますが、それより以前に南イタリアのイスキア島のピッツェリアでも修行されています。

その経験を生かして、ニオールでは薪窯も使用してパンを作っています。

そして、ニオールの強いところは、淳二さんのその確かな技術の上に絶対的な美味しさがありながら、店づくりにも徹底してこだわっていること。

二オールの建物・内装は「第45回石川インテリアデザイン 北國新聞社長賞』を受賞されていて、店内で使用されている什器等もオランダで買い付けを行ってきたモノ等でかなり洗練された空間となっています。

『良いお店ってなんだろう・強いお店ってなんだろう』ということを、私はよく考えるクセがあるのだけど(我が家の主人が料理人ってこともあって)。

飲食店において美味しいモノを提供することが基本的(当然)な条件だとしたら、そこ以外の要素でいかに付加価値が付けられるのかが、お店の『良い・強い』に繋がるのではないかなと思っていて。

ニオールってまさにそこが具体的に形にされたお店なんじゃないかなと。

店主の人柄や拘りを始め、お店の美意識や空気感みたいなモノだったり。

そこにある全ての価値を含んだ商品に触れることで、自分の感度を上げてくれるそんなお店ってやっぱり良くて強いと思うのです。

って、今回はこのニオールのガレット デロワを頂いて改めてそう感じました。

そんな感じです。

以上、また書きます。

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