生きてる中での矛盾こそ面白い。
「ブログって多くの人に読まれない方が楽しいなぁって、最近思うんだよね」
主人と何気なく話している時に、私が言った一言。
それに加えて、
「いつか自分だけで完結する物販のお店をやってみたいんだけどさー、でも誰彼にもでも来てほしいわけではないんだよねー。ひっそりやりたい。」
「要は自己満足の表現なんだけど、でもそれを不特定多数に見られたりするのも恥ずかしいし、それを知った人に言及されたり評価されたりするのはもっと恥ずかしいというか。」
そうやって、自分の想いをつらつら語る私に主人が放った言葉。
『言ってること矛盾だらけ!(笑)』
生きているからこその矛盾あるから人は成長できるのかもしれない。
そうまさに、主人が言ったように薄々気づいてはいたけど自分が話していることって矛盾だらけ。
このブログを始めた時は、より多くの人に読んでもらえるようにその為にはどうしたらそれが届くのかなんて必死になって調べました。
SEOの勉強をしたり、instagarmでアカウントを作ってハッシュタグを研究したり。
実際に多少なりともその効果は実感できたし、このご時世、幸いにも発信することさえやめなければいつか何かしらの形で人目につくチャンスはあるんだなということも体感できました。
ただ、まれに「ブログ読んでます」とか、不意に言われることがここ最近あって。
当初はそう望んでたはずなのにそう言われたら言われたで「やっぱりひっそりと。特に自分の知り合いには読まれないくらいのブログの方が書いてて気がラクだし楽しいかも。」と思い始めたり。
いま現在、私は夫婦でティラミス屋を営んでいて、今年はレストランオープンをすることが目標なのですが、いつかゆくゆくは自分だけ飲食以外のお店をやってみたいなぁというの小さな夢です。
それも、誰にもなんとも言われず自分が思うままに商品を選んで集めて、好きな空間を作りたいという気持ちがあるのですが、そこにたくさんのお客さんに来てほしいかって言えばなんか違うかも、とか。
こう書くと自分でもめんどくさいヤツだなぁと思うのですが、こういう矛盾ってきっとわたしだけではないのでは?とも思ったりします。
その矛盾の根源にあるのは、自己表現をする上での「恥ずかしさ」「照れ」もあるのですが、さらに言えば「評価されるのが怖い」「自分大好きな人」と思われたくないという自己防衛からくる部分でもあります。
とはいえ、自分の人生ですから。
結局は湧き上がってくる矛盾とも向き合い付き合っていくことで、人生はより情熱的にかつ思慮深く生きる為のきっかけにはなるのかなーとも思います。
そもそも。
大きく捉えると人生自体が丸ごと自己表現だとも言えるわけで。
そうなると結局のところ自己表現というのは自己満足という部分も大きいのかなーとか、なんとか。
そんな感じで今日のところは終わります。