常に上機嫌でいることは大人としての最低限のマナー?

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今日、車の運転中にラジオから流れてきた話題。

パーソナリティの男性が、

「最近、あるフレーズを聞いてハッとさせられたんです。

【自分自身が常に上機嫌でいることは大人としての最低限のマナーである】って言葉です。

本当にそうだと思いました!」

って。

言ってることはすごく理解出来るし、自分の機嫌をコントロール出来るのは自分だっていうことはそうだと思うし、でも、正直私は共感出来なかった。

というか、共感したくないかもっていうのが本音かな。

という、今日は結構どうでもいい話です。




常に上機嫌でいることは大人としての最低限のマナーは本当か?

まず、このフレーズの意図について。

常に上機嫌でいることで、周りの人に心配や迷惑をかけない為っていうことが多く含まれてたんですね。

「不機嫌だったり、元気がなかったりすると、周りの人が気を使って心配するからそれはやめましょう。不機嫌で許されるのは子供だけです」ってことでした。

言ってることは、確かに分かる。

でも、それってここが日本だから。

この国 独特の価値観なんじゃないかなって。

私がイタリアに住み始めた時にカルチャーショックだったことがひとつあって。

イタリアでは決まり文句の挨拶で「今日は調子どう?」と聞かれて、『うん、調子いいよ!(ニコニコ』って毎日毎日そう答える人って、「あ、この人は、本音話さない人なんだな」ってあまり信用されず警戒されると聞いて。

これって、日本人にあまりない価値観だと思いませんか?

(おしゃべり好きのイタリア人あるあるで。「今日はあんまり調子が良くなくて。。実はね、、、」って始まるパターンは確かにお決まりなんですが。)

だから、イタリアでは誰かが元気なくても不機嫌な時があっても、多少 相手を気にかけることはあっても、心配しすぎることはもちろん、気を使う人なんてあまりいないです。

人の気持ちは、晴れの日も雨の日も曇りの日もあって当たり前だからっていうのが大前提だから。

そういうこともあって尚更、今日のラジオの話題を聞いて、なんだかなぁって思ってしまったわけです。




まとめ

もちろん私はどちらの価値観が正解と言いたいわけではなくて。

日本人の周りへの配慮や奥ゆかしさ?みたいなのって本当に素晴らしいと思うんです。他の国の人にはできないことだし。

ただ、日本に帰国してみて改めて思うのは、そのあたりの日本人の美徳って良くも悪くもな場合ってあるなぁって。

周りのことを気にしすぎて、自分の気持ちを我慢しすぎたり、あとは相手に変に気を使い過ぎて余計に相手に気を使わせることもあるというか。回りくどすぎて分かりづらいことも少なくないし。

その点、イタリア人って分かりやすいくらいに好きと嫌いがはっきりしているし、それこそ自分の気分を大事にして自分主義で生きているし、なんかやっぱり羨ましいなぁとか思ったり。

って感じで、別に今日のタイトルに答えはないんですけど。

ここまで読んで下さった方、なんかすいません。

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