はじめてであう小児科の本
子供の予防接種に迷う親ってどのくらいいるんでしょうか?
わたしは息子が生まれてから1歳までは、何の疑いもなく市から届いた通知を持って病院へ行き定期的に予防接種を受けさせてきました。
そんな中、そこの意識が変わったのは、予防接種を受けさせない(あるいは選ぶ)という周りの親達の存在。
さらにこの一冊と出会ってから、より教育や食育以外に関しての子育てについて考えるきっかけになりました。
今回はそのことを。
『はじめて出会う小児科の本』のこと
『はじめて出会う小児科の本』のことを教えてくださったのは、今帰仁にある波羅蜜のご主人ジュンジさん。(奥様のきこさんが書かれた『根本きこの島ぐらし島りょうり』という本はかなり素敵です)
予防接種のことを含む子育てに関してあれこれ質問するわたしに、「この本はもっているといいかも。」って、お店の本棚から取り出したのがその本でした。
そして早速購入。
読み進めてみると、気になっている予防接種の話も。
そこには予防接種のあり方の問題や副作用、ワクチンについて説明されてました。
一見、この本自体はなかなかのページ数なのでパッと見、難しそうにみえるのですが、著者の山田真先生の文章はやさしい話言葉のようでスーッと入ってきます。
それぞれのワクチンの必要性の有無についても、独自の見解でわかりやすく説明してくれていました。
で、この本を一通り目を通してみて思ったこと。
子育て中の方には役立つことがたくさんのっていてかなり興味深いです。
本は、子供に関する「病気別の解説」、「症状別」、「医療に関すること」、「救急処置」というふうな4つの構成がベースとなっています。
なので、その時々に状況に応じて、必要な部分を調べられる内容になっています。
個人的には、一気に全ページを読むのはなかなかの根気がいるので、子供の気になる状況や症状のキーワードをもとに分からないことを調べるといった、辞典のような使い方でこの本を活用しています。
まとめ
冒頭にも書きましたが、わたしは子育てについて考える時、教育や食育が主になって、なかなか医学のことについてこれまであまり考えてこなかったんです。
でもこの一冊を通して、今まで全く意識してこなかった分野と向き合うきっかけになりました。
それから。
この本を読んだ後でも、正直なところ予防接種に関しては、まだ自分の中では答えが出しきれてない部分もあります(息子はもうそろそろ2歳だし、ある程度受けさせてしまったので)。
ただ、今までとは違って、考えたり悩んだり迷ったりしてもいいんだっていう選択肢は増えました。
すぐに結論は出せないにせよ、選択肢が増えることは選べることなので良かったと思ってます。
さて。
育児はこれからもまだまだ続くなぁ。
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