だだをこねる子供を上手になだめる法
子育てをしている親は避けて通れないですね、
子供がただをこねるというシチュエーションです。
我が息子ももうじき2歳を迎えるのですが、日に日に自己主張も強くなり、だだをこねるということを覚えはじめました。
それも一つの成長だと思えばもちろん喜ばしいことではありますが、その場の「強烈なだだ」にはなかなか嬉しい気持ちにはなれないもんです。
そんな時に出会った『だだをこねる子供を上手になだめる法』、
今回はこの一冊について書いてみます。
では早速。
子供がだだをこねた時の三つの対処法
まず、この記事のタイトルをみてこれを読んで下さっている方。
恐らく「解決法がとにかく知りたい!」という方が殆どだと思うので、本書をさくっと要約しながら結論からお伝えしますね。
本の中では、子供がただをこねた時の対処法として3つのことをあげています。
一つめは、結果を体験させること。
ただをこねたらどうなるかを子供に説明した上で、それでもだだをコネたら結果を体験させるとういうものです。
さて、ここで言う「結果を体験させる」ということについて説明します。
例えば、「これから買い出しでスーパーマーケットに行くけど、今日はお菓子は買わないからね。もしお利口にできなければ、すぐに帰るからね。」と子供に予め伝えておきます。
その上で、彼らがだだをこねはじめたら、買い物は中断してでも速やかにその場を離れて自宅に帰ります。(「速やかに!」というのが結構ポイントらしいです。)
そうすることで、子供は自らが行った行動がその結果をつくるということを体験するそうです。
2つめは、毅然として立場を主張すること。
ここは、一つめの対処法にも繋がるのですが、親は断固とした態度を貫くことが大事だと著者は述べています。
一度決めたら最後までそれをやり遂げる覚悟を親が持つこと。
さっきの例で言えば、スーパーマーケット内で子供がだだをこねる状況に根負けして、ついついお菓子を買ってあげるなど、親が最初に宣言したこととは反対の行動をとってはいけないということです。
3つめは、家庭に貢献させること。
子供に家庭内に貢献する喜びを味合わせることで、彼らは自尊心と肯定的な自己イメージを育むことができるそうです。
家庭内への貢献というのは、分かりやすく言い換えると「お手伝い」のことです。
お手伝いを通して彼らは、自分も家族の立派な一員なんだということを感じることができます。
要は正しい自分の存在意義を確認できるということなのですが、そのことは、だだをこねるといった困ったふるまいを消滅する力があるというのです。
まとめ
子供にだだをこねられると、本当に疲れますよね。
泣いて可愛そうだな、
親として理解が足りないのかな、、と思うのなんてしょっちゅう。
いっそ彼らの要求に従った方がラクだなぁと思うことも少なくないですしね。
ただ、やっぱりそうではいけないらしいのです。
何故かって。
そうすることで、彼らの「だだ」は止むことがないし、だだをこねることで家庭へ誤った帰属の仕方をしてしまっているから。
この本の著者はそのことに関して、誤った帰属の仕方は放っておけば大人になっても変わることなく、人生の基本姿勢のひとつになると警鐘をならしています。
ぐずることで他人を操作するとか、自分が関心の的にならないと気が済まないといった態度は、人生のどんな場面でも成功のじゃまになると。
ドキッとしませんか?
子育てってこの瞬間のことだけではもちろんなくって、将来の子供の為を想って親が今現在どう接してあげるのがベストなのかっていうことを、この一冊を通して改めて考えさせられます。
それからさきほど、3つの対処法に関して、簡単に要約しましたが、本書では子供の立場と親の立場の両方からふみこんだ視点をもって、育児という観点にふれていきます。そして「だだ」という行為が起こる理由や動機、またその行為が後々におよぼす影響、そうならない為の具体的な対処法を、多くの具体例と共に細かに説明してくれています。
最後に。
本の中には、「こまったふるまいは指導のチャンス」というフレーズが何度もでてきます。
親がその場面から逃げなければ、実は毎日はチャンスだらけなんですね。
って書きながら自分でも耳が痛いのですが、今日からわたしも早速実践してみようと思います。
そんな感じです、
また書きます。
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