沖縄・南城市/『芭蕉(ばしょう)の家』(airbnb)が最高!
先日、南部にある一棟貸しの宿『芭蕉の家』に宿泊してきました。
ずっと憧れていたこの宿は、「素敵」という表現では足りない程にやっぱり素敵でした。
今回はその様子を。
では早速。
『芭蕉(ばしょう)の家』のinstagramはこちらから。
(ブログ内の関連記事) : 沖縄/木工作家『藤本健さん』の器
沖縄のおすすめ宿泊施設はここ!南城市の『芭蕉(ばしょう)の家』が最高だった
『芭蕉(ばしょう)の家』の特徴は木造平屋の一棟貸しであること。
そしてここは、オーナーさんである木工作家の藤本健さんが、自ら施行と設計までされた宿です。
「宿を一から自分で作るってどういうこと?」って極一般人の立場からすると普通に疑問がわいてきますが(笑)、とにかく外観から中の造りの細部に至るまで妥協点が一切なく、どこもかしこも高い感性に満ちていました。
リビング・ダイニングはこんな感じ。
キッチン側の窓からは緑がくっきり。
『芭蕉(ばしょう)の家』では、生活に必要なモノは一通り準備されています。
タオル、洗濯機、乾燥機、冷蔵庫、トースター、電子レンジ、炊飯器、コーヒーメーカー、キッチンツール、簡単な調味料、ドライヤー、シャンプー、リンス、ボディソープ(環境面を配慮している為、歯ブラシは要持参)。
室内では、Bluetoothで音楽もつなげられるようになっています。
あとは、備え付けの食器は健さんの作品を始め、同じ南部地区で活動されている佐藤尚理さん、宮城陶器さん、陶房真喜屋さんの作品も用意されていて自由に使用することができます。
それからここでは、時間を気にせずのんびり過ごせるようにテレビはありません(時計もなかったような気がする。)
その変わりというか、本棚には興味深い本や雑誌、あとはマンガも備え付けられています。
そしてこのテラス。
目の前には緑と山があって気持ちがいい。
ハンモックもゆらゆら。
沖縄が海目的ではなく、こういう緑と山を目的に来るっていうのはある意味 新鮮かも。
こちらは寝室。
もうどこを切り取っても美しいのです。
ベッド側はキッチン側よりさらに大きな窓。
ここ、外にも照明があってライティングするとめちゃくちゃ神秘的な雰囲気です(写真撮りそこねた 涙)
朝は気持ちのいい朝日の光が指してきます。
小物使いもさすが、沖縄だけでなく国を超えて集まってきたモノのようです。
これも健さんの作品なのかなぁ?
これは健さんのでした、欲しいです。
そして夕食は主人が料理を作って、藤本家の皆さんにも来ていただきました。
この写真は、用意してきた生パスタの生地を成形している様子です。
「みんなでやりましょう!」っと言い出しておきながら、奥様のみほさんと娘ちゃん達に全部お願いしてしまうという…。手際がいいんですよね、また。
で、夕食の様子なんですが、楽しすぎたのもあって一枚も写真が撮れませんでした。
とそんなこんなで、あっという間にもう翌朝になってしまったというわけです。。
もうまさに夢の様な時間でした。
あれから1週間経ってもあの日を思い出す度にフワフワするというか。
とにかくもう本当にあっぱれな宿です。
実際に宿泊してみて感じたことは、健さんにとっては例え手の中に収まるサイズの小さな作品も、宿のようなスケールの大きいものにしても、どちらにせよ美しいモノをつくる美意識の共通認識が変わらないんだろうなぁというか。
と言っても、作り方自体(器と家!)まったく別の知識と技術でしょうし、美意識レベルだけの話でもないのでしょうが。
それに加えて、しつらえの完璧度!
『芭蕉(ばしょう)の家』に来たゲストが、最高に気持ちのいい時間を過ごせるように、隅々までお掃除とお手入れが行き届いてて、みほさんの高いホスピタリティが伝わってきます。
お見事でした。
それから。
そもそも私達夫婦は、健さんとみほさんとは共通の友人を通して出会いました。それ以前に、藤本家のご自宅(そちらも健さんが建てられた!)が雑誌ブルータスに掲載されているのをみていて、「こんなにステキな暮らしを沖縄でされている方がいるんだ!」とかなり感動したのを覚えています。
その上、健さんもみほさんもすごく真っ直ぐな人柄で一緒にいてとにかく楽しい人達!
話をしていて、いい意味で人にも時代にも媚びないお二人の生き方から、なんだかものすごくいろんなことが納得できるというか。
かっこよくおしゃれに!とかの気張りが一切なく、でも結果的にライフスタイル自体そのもの(もちろん働き方も)が質が高くてセンスが良い。
『芭蕉(ばしょう)の家』は沖縄だからこそというより、お二人だからこそ創れたんだなっていうことがよく理解できました。
とにかく唯一無二のワールド感がものすごい。
是非多くの方々にここの魅力を体験してほしいです。
最後になりましたが。
健さん、みほさん、この場を借りて改めてお礼を伝えたいです。
本当にありがとうございました!
(追記情報)
芭蕉の家をチェックアウトした後は、
八重瀬町のパン屋 ジュイール(JOUIR)をまわって帰宅しました。
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