2019/読谷やちむんと工芸市(Gala青い海)へ行ってきました。
先日開催された、「Gala 青い海」で開催された【読谷やちむんと工芸市】へ行ってきました。
その様子を、今回は写真多めで記録してみます。
2019/【読谷やちむんと工芸市】の基本情報
(開催日) 2019年11月2日の土曜日、3日の日曜日
(開催時間) 10:00〜18:00
(問い合わせ先電話番号) 098-989-8186
目次
沖縄/2019/【読谷やちむんと工芸市】の特徴
他のやちむん市と比べて【読谷やちむんと工芸市】の特徴は、琉球ガラスの販売もされていること。
このイベント開催日の二日間は、やちむんもガラスも、通常価格より安く購入ができます。
それから、3日の午後4時からはチャリティーオークションも開催されました。
2019/【読谷やちむんと工芸市】への出店工房
さてさて、気になるのはどこ工房が出店されているのかということ。
こんな方々でした。
2019年に読谷村楚辺にて工房をオープンされた『nagaremo(ナガレモ)』。
那覇の壺屋から『やちむん家』。
シーサー作りが得意です。
そして、『陶眞窯』。
陶眞窯は、『2019年/第26回ムーンビーチおきなわ全島やちむん市』にも出店されていましたね。
『2019年/沖縄・読谷やちむん市』で大行列が出る程の人気のある『工房双子堂』。
この日は、ゆっくり商品を見られましたよ。
こちらは、『はんざ窯』。
説明書きがかなり興味深かったです。
下はその抜粋。
民藝によって作られた陶器には、ものの相場が定まっています。
粘度量に対して200〜300g、湯のみなど500円です。
ですって。
普段、何気なくつかっているモノ達だけど、これは知らなかった!
大きな按瓶、どれくらいの重さか持って見たかったけど、眺めるだけ。
作り手の方は、北窯の與那原工房での修行後に独立されています。
こちらの作品は、サトウキビを燃やした後に残る灰を使って、釉薬を作っているそうです。
一見、伝統的なやちむんとは違った印象の作品も、こういう背景を知るだけで、作品の見え方が変わってくるので不思議ですよね。
その他、深貝工房、陶芸 城、南陶窯などでした。
2019/【読谷やちむんと工芸市】の会場の様子
この日は、イベント二日目に行きまして、気持ちのいい秋晴れ。
無料駐車場から会場までは徒歩5分くらいです。
入り口付近には『やちむん市』ののぼりと共に、会場である「Gala 青い海」の看板もたってます。
で、中に入るとこのように出店者(工房)が分かるようにMAPがあります。
お目当ての工房から周るも良し、順番にのんびり見て周るも良し。
いずれにしても、出店者数はガラスを合わせても20くらいなので、やちむん市自体は一周するのに早ければ30分くらいで見終わります。
私は、午前中の早い時間帯に行ったのでお客さんもまだ少なくて、のんびりと見て回ることが出来ました。
写真でも分かるように、会場が海沿いなので、そこを遠くに眺めながらというのもまた良かったです。
こちらは、ガラスのブース。
ガラスは、8つの工房が出店されていました。
【読谷やちむんと工芸市】とGala青い海
そもそも、「Gala 青い海」の施設のコンセプトはこんな感じ。
「見る」「作る」「食べる」の3つの感動を伝える、海と塩の楽しい体感スペース
もともと製塩工場もあったのですが、そちらは今現在は一般公開を終了しています。
「作る」に関しては、陶芸・ガラス作り体験が可能です。
陶芸工房てぃーだでは、ろくろ体験もできます。
そして、琉球ガラス体験。
補足情報としては、施設内には小さな子供が遊べるようなちょっとした広場もあったり。
「Gala 青い海」の施設内ではないのですが、すぐ近隣では乗馬体験も出来るところもあります。
こうやって間近で馬を見ることも可能です。
乗馬風景、こんな感じでした。
「Gala青い海内」にある【Okinawa art shop (オキナワアートショップ)ゆんたん】
「Gala 青い海」には、やちむんやガラスだけでなく、一部ですが沖縄のお土産(食品)も取り扱っている【Okinawa art shop ゆんたん】があります。
この日は、やちむん市に合わせて、店頭でも10%引きでやちむんが購入出来ました。
取り扱いのある県内作家さんはこんな感じ。
深貝工房は、この日やちむん市でも出店されていました。
わたしは、深貝さんの飯椀を購入させてもらいましたよ。
(関連記事) : 沖縄・読谷/深貝工房のやちむん
で、こちらは読谷のやちむんの里内で活動されている、山田真萬さんの作品。
上の写真の深貝工房の深貝さんは、真萬さんのところで修行されて独立しています。
北窯の松田米司さんの工房も。
(関連記事) 『読谷/tou【トウ】カフェで松田米司さん親子(北窯)のやちむんを堪能する』
同じく、やちむんの里にある常秀工房のやちむん。
一翠窯も。
那覇の久高民芸店でも取り扱いがあります。
そして、今年、惜しまれつつお亡くなりになられた上江洲茂生さんの作品もありました。
この厨子甕は、なんというかオーラがあってすごく力強さを感じます。
茂生さんは、個人的にはとても好きな作り手の方でした。
【読谷やちむんと工芸市】でランチ出来るお店
【読谷やちむんと工芸市】を堪能しながら、「Gala 青い海」の施設内でランチが出来るお店はこんな感じです。
まず、『NUKUMI KITCHEN (ヌクミキッチン) 』。
こちらは今年の7月にオープンしたばかりのお店です。
私達は、こちらでランチをいただきました。
ブリトーが美味しいお店でとても感じが良かったので、このお店に関してはまた後日、ブログ内で紹介させてもらうつもりです。
それから『オーシャンズピザ』。
ピザ食べ放題ということで、家族連れにも人気があるようで当日は早い時間帯からも並びがみられました。
ピザ生地は手作りとのことで、気になります。
お店の入り口のフォントにもひかれました。
それから、こちらも新しく8月にオープンしたばかりの『海洋食堂CAPRICE(カプリース)』。
あまり中の様子を見られなかったのですが、、。
この日のメニューはこちら。
あとは、ゆんたんショップの前にいくつかブースもあって、コーヒーが飲めるところがあったり、
こちらのタコス屋さんは今年の12月にオープン予定とのことでした。
【読谷やちむんと工芸市】へ行くならこの時間帯がおすすめ
【読谷やちむんと工芸市】に行くなら、当日は午前中の早い時間がおすすめです。
12月と2月のやちむん市よりは、ここのやちむん市は比較的のんびり楽しめますが、でも午前中の方がよりゆったり商品を見ることが出来ます。
それから、現地でランチをとる予定もある方は、お昼時よりちょっと早めにお店に入った方が待たずにお食事が出来ると思います。
現に、私たちは当日は、10時頃到着して、やちむんを見て周り、11時半にはランチをとったのですが、かなりスムーズな流れで楽しめました。
13時前に会場を出る頃には、駐車場の車は3倍くらいに増えてました。
まとめ
【読谷やちむんと工芸市】の会場は、海を見渡しながらやちむん市や食事を楽しめるだけでなく、陶芸体験や琉球ガラス体験なども出来るし、旅行客の方達も結構いて人気があるようでした。
この時期は、沖縄もだいぶ涼しくて気持ちのいい時期なので、もし、やちむんやガラスにそこまで興味がなくてもお散歩がてらでもこのイベントは楽しめるんじゃないかなーと思います。
やちむんスケジュールにかんしては、こちらの記事でまとめてますので、ご興味のある方は参考までにどうぞ。
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