読谷/tou【トウ】カフェで松田米司さん親子(北窯)のやちむんを堪能しました。
tou cafe and gallrey(トウカフェアンドギャラリー)は 読谷村 やちむんの里内にある北窯 松田米司さんの作品を堪能出来るギャラリー&カフェ。
ここに来るとついつい長居してしまうので 他に急ぎの予定を入れないように今日は touの日 と決めて来るようにしている。
tou cafe and galler(トウカフェアンドギャラリー) 基本情報
(住所) 沖縄県読谷村伊良皆578
(電話番号) 098-953-0925
(営業時間) 11時〜18時
(定休日) 日・月曜日
※臨時休業あり
※ギャラリーのみの鑑賞ももちろん可能
目次
読谷/tou cafe and gallery(トウカフェアンドギャラリー)の特徴
外観からそそられるのは毎度のこと。
その上、中に入ったら入ったで期待超えてくるなぁ、というのが初めて訪れた日の印象。
スーッとした乾いた空気感の中に きちんと温度の感じられる作品がしっかりある。
ギャラリーへとつづく回廊から見える一面。
同じ敷地内にある風景。
作品はもちろん購入可能。
そして米司さんの作品といえば赤絵。
以前は基本的には年に一度 開催される読谷の陶器市でのみ赤絵の作品を購入出来なかったが、今ではtouで通年販売している(在庫の状況はその都度異なる)。
もちろん、よそでは米司さんの赤絵作品をこんなにもお目にかかることはできないので、ここに来たら是非お気に入りを見つけてほしい。
日常使いできるもの以外にも アートピースのようなオブジェ(右下)もある。
こういったモノが見られるのも tou ならでは。
カフェスペースから見える階段。
そっと飾られた部分から実用的なアイデアをもらえる。
北窯・松田健悟さんの作品の販売開始
2019年4月より松田米司さんの長男である健悟さんの作品もtou内で販売が始まった。
作品は沖縄(琉球)の古陶や外国の焼き物を参考にされているモノもある。
米司工房の基準を感じさせつつでもしっかりと、個人 松田健悟さんとしての存在感が伺えるやちむんばかりである。
お皿の真ん中にモチーフがあるやちむんは、ペルシャ陶器を参考に鳥が描かれている。
中央の背の高い棚とその隣の大皿が健悟さんの作品。
読谷/tou cafe and gallery(トウカフェアンドギャラリー) のメニュー
ランチメニュー
- チキンとナスのカレー(辛口)
- ポークカレー(甘口)
※ナン・サラダ・ピクルス・ドリンク付きで1200円
- タンドリーチキン
※スープ・サラダ・ピクルス・ドリンク付きで1000円
ドリンクメニュー
- コーヒー (hot or ice) 350円
- ティー(hot or ice) 350円
- オレンジジュース 300円
- アップルジュース 300円
- 自家製ジンジャーエール 450円
- マンゴーティー 450円
デザートメニュー
- 濃厚ガトーショコラ 500円
- ベリーベイクドチーズケーキ 500円
※プラスドリンクで50円引き
touの経営者でもありカフェを取り仕切るのは 米司さんの次女でもある松田七恵さん。
彼女はオープン前に長崎の喫茶店「けやき」で料理を習っていて、touで提供しているカレーはそれをきちんと再現したもの。ちなみに けやきのご主人は 昔、米司工房で修行をされていて 古くからの付き合いがあるという。
カフェメニューの背景にあるストーリーが 米司さんと陶器が結んだ 人と人との繋がりであるということもまた良い。
チキンとナスのカレー(辛口) 、わたしはだいたいいつもこればかり注文してしまう。
これが 自家製黒糖ジンジャーエール。
読谷/tou cafe and gallery(トウカフェアンドギャラリー) まとめ
ここに来る度に感じるのはカフェとギャラリー、どちらもお互いでお互いの良さを引き出していて、魅力度が等しく、二つの要素があってこそtouが成り立っているということ。
ちなみに touの名前の由来は 陶器の「陶」だけではない。
この空間を通して 焼き物に対しての興味と関心から疑問が持てる「問う」場所になってほしい 、それからギャラリーで鑑賞した作品を カフェにて実際に使用してもらうイメージの中から お客さんそれぞれに回「答」を見つけてほしいという願いからきているという。
touに来ると 良質な空間の中で良質なモノに囲まれて身を預けることができる。さらに それを体感しながら食事やデザート、コーヒーも楽しむ時間を過ごすことができる。そうなると 結局は自分が望む理想の暮らしとはなんだろうということを毎回考えさせられてしまうわけだ。それは touが本来の意図していた焼き物に対しての”問う”ことへの投げかけとは少しそれるかもしれないけど。
いずれにしても 明日へのパワーへと変えることのきっかけをもらえる場所なのは確かなのだと思う。そして、そう感じているお客さんは わたし以外にもきっと多くいるはずだ。
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