機械音痴な情報弱者が1年間ブログを続けて得られたこと。
お陰様で『ciromedia』は1月13日で1周年を迎えました〜。
このブログを立ち上げた経緯は、以前にも書いたことがあるのでそこはさておき。
私は元々、超機械音痴でして。
自分が使っているiPhoneの管理も困った時は主人頼み、
パソコン作業は嫌いというか全然出来ない、
ブログを始めて半年以上経って、初めて自分で買ったカメラですが(上の写真)、当初はその知識も経験もなく何ならそこへの興味も薄く、必要に迫られて購入したという感じ。
それから、snsのインスタグラムは趣味で5年以上やっているけど、そこから得られたことを整理して何かしら活用するのがヘタなタイプで、その上、普段はテレビも見ないし(あまりに見ないので妹にあげた)、ネットニュースも新聞も読まないので、いわゆる情報弱者に近い方だと思います。
そんな機械音痴な情報弱者の私が、1年間ブログ続けて得られたことを今日は記録してみようと思います。
(関連記事) :『ブログ』の可能性から暮らし方と働き方を考えてみる
ブログを1年間続けると得られること3つ
ブログを1年間続けてみると、何が得られるのか?
「継続力や忍耐力が身に付く!」と言うと、そこは人それぞれの性格によっても大きく左右してくると思うので、ここでは精神論的なことは除きます。
実際に私が1年間で習得できたことは3つ。
こんな感じです。
1.スキルが身につく
これが多分一番の収穫かも。
ブログを運営するには、まずは「文章を書くことが好き」ということは大前提にはなりますが、その他に必要な知識・スキルが3つあります。
まずは「パソコンの知識」。
文章が好き・あるいは得意でそれを表現するプラットフォームを『ブログ』に選ぶとしたら、当然ですがパソコン(WEB)の知識は必須です。
スマフォのアプリからでも記事自体は投稿出来ますが、サイト管理をベースにした細かいことはやっぱりパソコンでの作業が主になります。
私自身は、ブログを立ち上げた当初は「はてなブログ」で始めましたが、現在はワードプレスというソフトウェアを使っています。
個人的な意見ですが、ブログ初心者にとっては最初は記事のコンテンツや内容を考えて書く作業より、ブログを運営する為にサイトを管理することの方が圧倒的に難しいように思います。
ワードプレスを使うには「プラグイン」といって、自分に必要なアプリみたいなモノを取り入れて設定する必要があるのですが、使い始めた当初はまずそこがうまくいかず、記事を書こうにもへんなところで文章が改行されたり、画像の入れ方が分からなかったりとかなり悪銭苦闘しました。
そしてやっと慣れてきたかなと思ったところで起こるイレギュラーなプラグインのエラー。
その度に本当に頭を抱えて、ネットで解決策を必死で探しながらも、なんとか最低限のブログの形を作ってきた感じです。
といったように、私みたいな超機械音痴の素人でも、さすがに1年も毎日パソコンをさわり続けていたら、ブログを運営出来る程度のパソコン(WEB)関連の知識は自然と身に付いてきます。
そして「情報収集力と整理力」。
私はブログを始めるまでは、インスタグラムやネットでもただただ情報を眺めていただけでした。
「眺めていただけ」というのは、もちろん当時はそんな感覚はなかったのですが、今となっては流し見していただけだったんだなと。
インプットしたつもりでいても、自分の興味の断片だけ拾ってきては、それを整理しきれていない状態でした。
でも、ブログを始めてからは、その断片から情報を得るだけでなく、もしそれを自分が体験したらどのようになれるだろうとか、だったどうすればそれを体験できるのかとか、体験した後はそれを通して自分が感じたことを整理する為に文章に起こしてみようとか、そこまで行動をもっていけるようになりました。
情報収集力と整理力(要は吸収力)っていうのは、インプットとアウトプットがセットになって成立するんだってことを改めてここで理解したように思います。
それから「写真の切り取り方=着眼点や発想の広がり」。
写真の切り取り方というのは、シンプルな言い方をするならやっぱり『センス』になるのかな。
写真のセンスに関しては、私自身もカメラを購入したばかりでまだまだ勉強中です。
なので写真の取り方の上手い下手を一旦ここではおいといて、でもブログをきっかけにカメラを購入してからは、自分がおさめる写真から見えてきた世界が、新たな着眼点や発想への気づきに変わりました。
これは、写真をただ撮るという行為だけでなく、そこに文字をのせるという行為と一緒に行うとその効果は更に大きくなります。
なので、そこもブログから得られるスキルのひとつだと言えるでしょう。
一応、捕捉として書いておくと、iPhoneで撮る画像(写真と言っていいのか戸惑いますが)と、カメラで撮る写真というのは全く別物だということを、私はカメラを使い始めてから知りました。
2.文字がそこへ連れて行く現象が起こる
「文字がそこへ連れていく。」、これは以前読んだ『読みたいことを、書けばいい。』の著者である田中さんの言葉です。
※この本に関しての感想レビューも書いているのでまだの方はぜひ。
(関連記事) :【読みたいことを、書けばいい。】感想レビュー
これに関してはブログだけでなくSNSでも言える事なのですが、自分が書いた事・発信したことを、それを読んでくれた誰かが、自分の予想もしなかったところに連れていってくれるという現象が起こります。
私はブログを始める前に、自身のインスタグラムでもそれを体験しているのですが、ブログを始めてより一層にその体験が増えました。
例えば、自分が行きたかったお店に行ってみてそのお店のことを記事にしてみたり、素敵な友人・知人のことを改めて深堀してその人について書いてみる、
結果、それがきっかけで読んでくれた店主の方々と「はじめまして」からの1歩進んだ関係がつくれ、さらに面白いお話を聞かせてもらえたり、あるいは友人達の魅力を再確認出来ることで改めてご縁に感謝出来たり。
そうそう、こんなこともありました。
『読みたいことを、書けばいい。』の感想レビューをツイッターで発信したら、著者の田中さんから直々にお返事いただけたり、『沖縄島建築・建物と暮らしの記録と記憶』感想レビューを書いた後には、その本の写真を手がけた岡本尚文さんのブログで私のその感想記事を紹介していただけるという何とも光栄なこと起こりました。
自分の書いた記事を通して、その想いを本の著者へ伝えることができるのは、ちょっとした成功体験でもあります。
これもすべて「文字がそこへ連れて行く現象」です。
ちなみに、インスタグラム等のSNSは、新しい情報を更新するとどうしても過去の情報が埋もれてしまう反面、ブログに関してはそこを補えます。
それから、ブログは継続歴や書き方にもよりますが、例えば自分のことを知らない誰かでも、ネットから何か調べたい「キーワード」経由でそこから自分のブログを見つけてもらうことも可能です。
情報の発信方法に関しての善し悪しや、向き不向きというのは、人それぞれではありますが、文字を中心に自分の世界感を表現したいという人には、ブログはおすすめです。
3.暮らしが変わる
ブログ記事を作成するにあたり、インプットとアウトプットを繰り返していくと自然と「暮らし」がアップデートしていきます。
このサイトを見ただけでは一見伝わりづらいですが、『ciromedia』は「暮らしの工夫と実験」をテーマにしています。
その全てのコンテンツは、私にとって日々の暮らしをちょっとでもより良く楽しく過ごす為のささやかなチャレンジでもあります。
チャレンジということは、もちろん失敗もあります。
「あのお店イマイチだったな」とか、「思ってた以上にあれは美味しくなかったな」とか。
身銭を切ってチャレンジしたことの中でも、自分の中でブログ内で紹介したいと思わないことは基本的には書いてません。(ネガティブなことをわざわざ、公の場で書く必要はない思うので。)
それから、少し話はずれますが、ブログを運営するには作業にあてる時間が必要です。プロブロガーならともかく、大概の人は本業とは別の時間で作業している場合が殆どだと思います。
そういった人達は、わずかでも作業時間を確保する為に、日常の中のムダな時間を洗い出し徹底的に省く努力をしている人が多いです。なので、そういう部分もいい意味で暮らしの質を上げられるポイントだと思います。
まとめ
今回は『機械音痴な情報弱者が1年間ブログを続けて得られたこと』について書いてみました。
個人的な振り返りをしてみると、この1年は本当に毎日毎日ブログのことを考えていたように思います。
日々の一喜一憂がブログに関するあれやこれや。
ブログって、SNSと違ってある面では流動性は低く、わざわざそこのサイトに行かないと見れないモノです。
だからこそ、ブログが読まれるって簡単なことではないと今でも実感しています。
なのでこの記事を読んで下さった方、どうもありがとうございます。
それから最後に。
普段からここを熱心に読んでくれているのは、私が知る限り3人だけ(ちなみにブログ内に登場する主人は、ほぼこのブログをみてません。)
友人であるK先輩、H代ちゃん、実妹へ。
「『いつも読んでるよ〜』のあなた達の言葉に支えられて、おかげさまでciromediaも1周年を迎えることができました。
本当にありがとう。」
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